地上軍は、北朝鮮の軍事力の最大かつ最も恐るべきものである。1980年代、北朝鮮地上軍の戦力機構は、戦車、自走砲、装甲兵員輸送車、及びトラックを着実に増加し、著しく機動的かつ機械化された。
北朝鮮地上軍の地上戦闘車両は、T-62及びT-54/55主力戦闘戦車を含む中及び軽戦車から成る。北朝鮮地上軍の軽戦車は、自主生産のM-1975、旧ソ連のPT-76、並びに中国の62式及び63式を含む。北朝鮮地上軍の装甲兵員輸送車は、M-1973/M-1967及び若干のBTR-60を含む。
北朝鮮地上軍は、地上作戦を支援するために、大量の砲兵システムに依存している。北朝鮮空軍の理解されている弱点は、戦闘増幅器としての野戦砲兵へのこの依存に寄与している。1980年代、北朝鮮は、既存の車体に索引砲を搭載することにより、大量の自走砲を生産した。また、各種自走砲、榴弾砲(122-mmから152-mmに渡る。)、及び2種類のコクサン砲(170-mm)も. 北朝鮮は又、少なくとも107mm、122mm、及び240mmの3口径の多連装ロケット発射機も製造しており、その多くを大型トラックに搭載している。
北朝鮮は、57mmから100mmまでの広範囲に渡る旧ソ連の対戦車砲を生産している。これは、76mm野戦砲及びSU-85 100mm SPを含む。歩兵火力支援兵器は、60mmから160mmに渡る迫撃砲、携帯式ロケット擲弾発射機、並びにAT-1/スナッパー及びAT-3/サガー有線誘導対戦車ミサイルを含む。北朝鮮は、恐らくAT-4/5を生産している。
地上軍の主要部隊は、以下に掲げるとおりである。
![]() | 8個歩兵軍団 |
![]() | 1個戦車軍団 |
![]() | 4個機械化軍団 |
![]() | 2個砲兵軍団 |
![]() | 平壌防御司令部 |
![]() | 30個歩兵師団 |
![]() | 4個歩兵旅団 |
![]() | 15個戦車旅団 |
![]() | 20個自動車化/機械化歩兵旅団 |
![]() | 軽歩兵教導指導局 |
最終更新日:2003/05/21
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